平家(へいけ)の景清(かげきよ)が源氏(げんじ)の十郎(じゅうろう)とあらそったところ
平家の武者が浜に降り立って、こちらへ来いと手招きするので、義経は若武者が行ってけ散らせと命じた。そこで、武蔵国の住人美尾屋十郎、四郎、藤七、上野国の丹生四郎、信濃国の木曾中次の五騎が駆けつけた。真っ先に駆けて行った十郎の馬が、射られて転倒したので、十郎は馬を下りることになった。そこで、大薙刀をふるって平家の武者が切りかかってきた。やりやっているうちに十郎の太刀が折れたので、十郎が逃げ出すと、兜のしころを掴まれた。十郎も敵も力が強いので、しばらくは引き合ったままであったが、やがてしころが引きちぎれた。平家の武者は、ちぎれたしころを高々と掲げて、我こそは京童の悪七兵景清と名乗った。十郎が景清の腕の強さを誉めると、景清は十郎の首の強さを誉めたという。
■住所/宮北地区祈り岩前東南20m ■ことでん八栗駅より/15分 ■駐車場/無し ■トイレ/無し ■アクセス方法/県道36号線沿い、祈り岩のバス停前から南東すぐ。